i-TECファイルサーバは、使い慣れているWindowsのファイルサーバを、当社のクラウド基盤であるフルマネージドクラウド上に構築・提供するサービスです。オンプレミスでの管理に限界を感じているものの、オンラインストレージサービスへの移行は管理やユーザーの使い勝手がネックとなっているお客様に最適です。
ユーザーにとってはご利用中のWindowsのファイルサーバから使い勝手が大きく変わらないため、移行に伴う社内教育や運用ルールの改定はほぼ必要ありません。
オンプレミスのファイルサーバの運用時に設定したActive Directoryによるアクセス権限管理をそのままシームレスに移行できます。
サーバのハードウェアの保守は弊社の責任範囲のため、日頃の運用管理や緊急時の障害対応、リプレイス、データ容量増設などの負担を大幅に減らすことができます。
・障害発生時の対応や定期的なリプレイスなど運用管理に手間がかかる。
・遠隔地バックアップなどBCP対策に取り組めていない。
・容量の追加にハードウェアの増設が必要。
・ファイルサーバのクラウド化を実現
・運用管理にかかる手間を削減
・遠隔地バックアップ標準対応
・容量追加も簡単
・Active Directoryとの二重管理になり、ユーザー管理の手間が増えてしまう。
・容量の大きいものや特殊な形式など、アップロードできないファイルがある。
・Active Directoryと同じルールで権限を付与できない。
・Windowsファイルサーバと使い勝手が異なる。
・ファイルサーバのクラウド化を実現
・使い勝手はWindowsファイルサーバのまま
・管理工数はWindowsファイルサーバのまま
i-TEC ファイルサーバ |
オンプレミス ファイルサーバ |
オンライン ストレージ |
|
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サーバの 運用管理 |
アイテック阪急阪神にお任せ | 自社でハードウェア・サーバの 保守対応 |
サービス事業者にお任せ |
バックアップ | 大阪DCから東京DCへの 遠隔地バックアップ |
自社で遠隔地の拠点の用意が必要 | 多くのサービスで 遠隔地バックアップを実施 |
容量追加 | 契約変更による容量の追加 | ハードウェアの増設 | 契約変更による容量の追加 |
ユーザー管理 | Active Directoryによる管理 (オンプレミスファイルサーバと同様) |
Active Directoryによる管理 | Active Direcotryとは別に 独自のユーザー管理が必要 |
権限管理 | Active Directoryによる管理 (オンプレミスファイルサーバと同様) |
Active Directoryによる管理 | Active Direcotryとは別に 独自の権限設計・管理が必要 |
使い勝手 | Windowsエクスプローラー (オンプレミスファイルサーバと同様) |
Windowsエクスプローラー | ユーザーの習得が必要 |
OS | Windows Server 2022 ※メジャーバージョンアップも対応可(別途有償)。 |
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VM | vCPU 2コア/メモリ4GB/システム領域100GB |
保存容量 | 1TB~(1TB単位) |
ファイル復元サービス | ユーザーの操作ミスリカバリー用。スケジュールおよび世代を設定可能。 |
遠隔地バックアップ | 大阪DCから東京DCにバックアップを保存。1日1回。1世代。 |
ネットワーク | お客様拠点⇔弊社大阪DC間をインターネットVPNで接続し、お客様ごとにプライベートネットワークを提供。お客様拠点のルータはお客様にてご用意。 |
保守対応 | ハードウェア障害対応:24時間365日 受付・作業対応時間:弊社営業日9:00-17:30 |
アンチウィルス | Sophos。利用時はVMスペック増強を推奨。 |
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リソース変更 | CPU、メモリ、保存容量の変更対応。 |
アイテック阪急阪神は、クラウド構築・運用や専用線接続サービス、ネットワーク構築・保守、セキュリティ対策といった情報システムに関する幅広いソリューションを提供しています。 ファイルサーバの構築という一部だけではなく、クラウド活用という総合的な目線で支援します。
弊社は専任の情報システム担当者がいないお客様の導入実績もあります。専門的な知識がなく不安をお持ちの方は、一度弊社にご相談ください。