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マネージドサービスとフルマネージドサービスの違いと、
メリット・デメリット

2019/12/17

マネージドサービスとフルマネージドサービスの違いと、メリット・デメリット

クラウドの拡大にともない「マネージド」「フルマネージド」という言葉が使われる機会も増えてきました。意識しないと同じサービスと思いがちですが、実は「マネージド」と「フルマネージド」は異なる意味で使い分けられています。マネージドは「管理される」という意味で、サーバのマネージドサービスは、お客様に代わってサーバの運用や保守を行うアウトソーシングサービスです。

ここでは、「マネージド」と「フルマネージド」はどのような違いで使われているのか、またメリット、デメリットについてご紹介いたします。

マネージドサービスとは


サーバ管理には、回線・ハードウェア・ネットワーク機器(ファイアウォール、ロードバランサーなど)などの管理や、OSの初期設定・ミドルウェアの導入と設定・各種監視・セキュリティ対応・障害検知・障害連絡・復旧対応・各種設定変更管理など、非常に幅広い管理作業があります。その範囲もハードウェアのみならず、データセンター、ネットワークやセキュリティ機器、ストレージにまで及びます。突発的な故障やリソースの追加が発生した際には、コストや人員の負荷が高まります。

これらの一部をアウトソーシングできるのがマネージドサービスです。マネージドサービスにより、情報システム部門の人員を最小限にし、一定のコストでのサーバ運用管理の実現が可能となります。2000年代に「選択と集中」が叫ばれたことから、情報システム部門は業務見直しが迫られ、その一環で管理業務の一部を外部プロバイダーに依頼するようになりました。マネージドサービスは、サーバ管理業務の一部のみ(多くは回線、ハードウェア、OS初期設定、ミドルウェアの監視など)を管理するサービスをさすことが一般的です。

マネージドサービスのメリット

サーバの知識がなくても、ある程度の管理を任せることができますので、マネージドはサーバ運営を行う上で欠かすことができないものといえます。

メリット1 コストの平準化

ご紹介したように、マネージドサービスはコストを一定に抑えることができます。外部のプロバイダーと契約することで、障害や故障が発生しても関連する経費が突出することがありません。一定の金額となり予算計画も立案しやすくなります。

メリット2 エンジニアが本来業務に集中できる

サーバの運用管理にかかっていた情報システム部門の担当者をより生産的な業務に配置することができるようになります。契約によっては、夜間・休日の緊急出動も大幅に抑えられるため、少数精鋭の情報システム部門とすることができます。

メリット3 専門技術をカバー

障害復旧には専門の技術と経験が求められ、その人材育成は社内では困難です。さらに、障害の予兆検知が可能になると、障害自体も削減できますが、これにも技術と経験が必要です。このような知見を外部に借りることができます。

マネージドサービスのデメリット

各社でサービス定義は異なりますが、後述のフルマネージドサービスに比べると管理範囲は狭いことが多く、設定変更などのスポット作業やツールで対応不可(エンジニア対応が必要)な障害対応・セキュリティ対応などの作業は、マネージドサービスに含まれていないケースが多いです。

デメリット1 サービスの範囲が限られる

提供するプロバイダーによってサービス範囲が異なるため、希望するサービスが得られない場合もあります。さらに、プロバイダーに依頼する業務との線引きがあいまいなものになると、双方共に遂行することが困難になります。

デメリット2 技術が社内に蓄積されない

マネージドサービスは一部の代行であって、全部まかせではありません。残りの運用管理は自社内でに行うことになりますが、これ以外の技術が社内に残りません。

フルマネージドサービスとは


フルマネージドサービスは、マネージドサービスで提供している内容に加えて、より細やかな監視、障害対応また運用代行サービスを提供しているサービスです。マネージドサービスではオプションとして別請求になるようなセキュリティ監視や24時間365日の障害対応も、最初からサービスに含まれています。マネージドで述べた管理対象や作業そのものの管理も行うため、サーバ管理に関する業務はほぼ全て任せることができます。アイテック阪急阪神のフルマネージドクラウドもクラウド構築や移行から運用、監視までおまかせできる統合型サービスです。

フルマネージドサービスのメリット

各種サーバ設定や、夜間・休日の障害対応など、安心してサーバを管理するには24時間365日の監視対応体制と、設定変更等に対応できるサーバエンジニアが必要となります。フルマネージドサービスは、多くの場合、それら全ての管理を任せることができるため、アプリケーション開発・管理や、WEBサイト運営に専念することができます。

メリット1 全てアウトソーシングできる

自社とプロバイダーとの間で、業務の線引きに迷うことはありません。サーバ管理に関することを、全てアウトソーシングできるため、アプリケーション開発・管理や、WEBサイト運営に専念することができます。

メリット2 サーバ管理の技術・スキルの蓄積をする必要がない

全てのサーバ管理業務をアウトソーシングできることから、自社で蓄積するべき知識や技術はなく専任の担当者を雇う必要がありません。信頼できるプロバイダーを見つけだし、作業内容について事前に綿密に取り決め、契約することになります。

フルマネージドサービスのデメリット

デメリット1 コストがかかる

マネージドサービスに比べてアウトソーシングする範囲が広いため、それだけコストは割高になります。社内で管理担当者をアサインするコストと比較してどうか?を判断基準にするとよいでしょう。

デメリット2 緊急メンテナンス等をプロバイダー判断で実施されてしまう

サービスによってはアプリケーションに影響のある部分の緊急メンテナンス等もフルマネージド提供元の判断で実施されてしまうこともあるため、作業内容について事前に綿密な取り決めが必要となります。

フルマネージドサービスの選び方


フルマネージドサービスと謳っていても、プロバイダーによってサービス内容に違いのあることがあります。しっかりと比較し、自社のニーズに則しているかを確認しましょう。

マネージドサービスとフルマネージドサービスの違いをさらに細かく知りたい場合は、「【ホワイトペーパー】フルマネージドサービスとマネージドサービス」をダウンロードして続きをご覧ください。セキュリティ診断&アップデート対応、障害一次対応(再起動など)、障害二次対応、設定変更、改善提案、サーバ管理者責任の視点からサービス内容の違いについて解説しています。自社にとってどのサービスが最適なのかの判断材料になるでしょう。

続きは「マネージドサービスとフルマネージドサービスの違い(PDF)」をダウンロードする

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